臨床検査技師 国家試験対策 1日5問
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問1臨床化学
血清蛋白分画において、ネフローゼ症候群で著明に増加する分画はどれか。
- アルブミン
- α1-グロブリン
- α2-グロブリン
- γ-グロブリン
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正解:3
ネフローゼ症候群では、分子量の小さいアルブミンが尿中に漏出するため減少します。一方で、分子量の大きいα2-マクログロブリンを含むα2分画は相対的・代償的に著明に増加するのが特徴です。
問2血液学
赤血球の寿命(約120日)が短縮する疾患はどれか。
- 鉄欠乏性貧血
- 遺伝性球状赤血球症
- 再生不良性貧血
- 巨赤芽球性貧血
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正解:2
遺伝性球状赤血球症は溶血性貧血の一種であり、赤血球膜の異常により脾臓で破壊されやすくなるため、赤血球寿命が著しく短縮します。他の選択肢は造血因子の欠乏や骨髄の異常によるものです。
問3微生物学
グラム陽性菌に分類されるのはどれか。
- 大腸菌
- 緑膿菌
- 肺炎球菌
- インフルエンザ菌
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正解:3
肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae)はグラム陽性双球菌です。大腸菌、緑膿菌、インフルエンザ菌はいずれもグラム陰性菌です。染色の結果は細菌同定の基本中の基本です。
問4免疫学
補体価(CH50)が低下する疾患はどれか。
- 全身性エリテマトーデス(SLE)
- 関節リウマチ(初期)
- 多発性骨髄腫
- 鉄欠乏性貧血
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正解:1
SLE(活動期)では、免疫複合体の形成に伴い補体が大量に消費されるため、血清補体価(CH50)やC3、C4が著明に低下します。これは疾患の活動性を評価する重要な指標となります。
問5生理機能
標準12誘導心電図において、V1誘導の電極を置く位置はどこか。
- 第4肋間胸骨右縁
- 第4肋間胸骨左縁
- 第5肋間鎖骨中線上
- 左前腋窩線上
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正解:1
V1は「第4肋間胸骨右縁」に装着します。V2は第4肋間胸骨左縁、V4は第5肋間左鎖骨中線上です。装着位置の間違いは検査結果に大きく影響するため、正確に覚えましょう。